本が読めるワークスペース5選

厳選された本に出会えるワークスペースで知的刺激を受けよう

OFFICE PASSの加盟シェアオフィスの中には、仕事をするスペースだけでなく、仕事のアイデアやヒントも提供している店舗が多くあります。
今回はその中から、「本」を通じて仕事への気づきが得られる店舗を5カ所ご紹介します。

文喫　六本木

3万冊の書籍が並ぶ書店の中で仕事ができる

「文喫　六本木」は、六本木駅から徒歩1分、約３万冊の書籍を蔵する書店です。 作業やミーティングができるスペースが併設されており、本を閲覧・購入できるだけでなく、コワーキングスペースとしても利用できます。
オープン当初、「入場料がかかる書店」として話題を呼びましたが、OFFICE PASS会員の方は追加料金無しでご利用いただけます。
今回お話を伺ったのは、文喫六本木店長の伊藤晃さん。文喫に並ぶ本や、文喫での過ごし方について聞きました。

文喫の大きな特徴である書籍は、店内での閲覧であれば購入前であってもすべて手に取って読むことができます。これは、すべての書籍を文喫で買い取り、出版元に返本はしない方針をとっているからこそ実現できること。このように全書籍を買い取っているのは全国に数ある書店の中でも文喫だけだそうです。
文喫は、いわば本のセレクトショップ。ジャンル毎にスタッフをつけ、その方の裁量で、売り上げデータは見ずに選書しているのだとか。ベストセラーはあまり置いていません。 売れた冊数分を新しく入荷するスタイルが基本なため、ほぼ毎日何かしらの本が入れ替わっているそうです。行くたびに新しい本に出会えそうです。

店内にある本の特徴について、「答えが載っているような自己啓発本より、何かヒントになるような書籍が多いです」と話していただいたのが印象的でした。 誰かが提示する正解だけを求めるのではなく、何か行き詰まった時の突破口を見つけるために本を開く、という使い方ができそうですね。

店内に流れるBGMにもこだわりがあるとのこと。BGMは、世界的に有名なDJである、SOMETHING ABOUT松永耕一氏の選曲によるものだそうです。朝は気分がすっきりするように、夜はリラックスできるように、時間帯によって最適な音楽を流しています。こういったこだわりによって、快適な空間が実現しているのですね。

おすすめの過ごし方

文喫をコワーキングスペースとして利用する人は、平日では全体の6割ほど。平均利用時間は約6時間で、1日中滞在する方が多いのだとか。朝から仕事をした後、昼食をとり、時には本をめくってリフレッシュしてからまた仕事をする、というように、いつでも自由に書籍を手に取れるメリットを最大限利用するのがおすすめの過ごし方です。
土日は、初々しいカップルのデートコースとしても使われているそうです。

店内では食事もできるため、昼食時にわざわざ外に出る必要がありません。
ハヤシライスなどランチに人気のメニューのほか、デザートや柚子蜜ジャスミンティーソーダなどこだわりのドリンクも取り揃えています。
OFFICE PASS会員にはフリードリンクが付き、こだわりの珈琲、煎茶をお代わり自由で楽しむことができます。

文喫は、エリアごとに少しずつ雰囲気が違います。
静かに集中したい時に向いているエリア、ミーティングにも使えるエリア、書棚から本を何冊も持ってきて閲覧するのに適したエリアなどです。店舗側からの細かい案内や、事前に使う座席を申告する必要はないものの、来店者は各エリアの雰囲気に合わせて過ごしているようです。

「入場料のある本屋」を標榜する文喫。伊藤さんに、本を買わないで帰っても問題ないのか伺ったところ、コワーキングスペースとしての利用のみでも大歓迎、とのことでした。
本を読んだり、調べ物をしたりといった目的がなくても、本がある空間が好きというのでも十分。学生時代に図書館や図書室で勉強をするのが好きだった方にはぴったりの空間ですね。
この機会にまずは一度、訪れてみてはいかがでしょうか。

文喫 福岡天神

「文喫 六本木」の姉妹店

本記事でご紹介した文喫は、福岡にもあります。福岡天神駅から徒歩３分、福岡県の老舗百貨店である岩田屋本店内にある店舗で、時間制限なく利用できます。販売される書籍の数は約30,000冊。本に囲まれた落ち着いた環境で作業をしたり、勉強をしたりするのにぴったり。閲覧室のほか喫茶室も併設されており、コーヒー、煎茶のおかわり自由です。

CAFE SALVADOR BUSINESS SALON

バラエティ豊かななスペースで読書も作業もミーティングも

茅場町駅から徒歩１分のCAFE SALVADOR SALONには、広々としたテーブル、ミーティング可能なスペースがあるほか、「アイデアをもたらす本」がセレクトされたライブラリーでビジネスのヒントを得ることもできます。
ホワイトボードの貸し出しや、有料での複合機の利用が可能です。
平日は22時、土日祝は20時まで利用することができ、ジュースやコーヒーなどのフリードリンクも楽しめます。

The ParkRex TENNOZ [the DOCK]

TSUTAYA監修ライブラリーのある開放的なオフィス

開放的な天王洲の運河沿いにあるThe ParkRex TENNOZ [the DOCK]。共用部にあるライブラリーはTSUTAYA監修。約700冊の書籍が揃っています。
フリードリンクのほか、プロジェクターの貸し出しや、有料での複合機の利用、同伴者のドロップインが可能です。
作業、勉強、読書のほか、会議や打ち合わせでも利用していただけます。

Book Lounge Kable

書籍と緑に囲まれたリラックスできるワークスペース

茅場町駅から1分、日本橋駅から徒歩5分のBook Lounge Kableは、「お金」や「暮らし」にまつわる約3,000冊の書籍を有するブックラウンジです。
メインエリアであるリーディングラウンジに加え、集中して読書や作業ができるビジネスエリア、yogibo（ソファ）が並ぶユニークな空間も利用できます。
平日、土日祝共に14時からご利用が可能です。1時間5,500円で利用できる個室のミーティングルームもあります。

※本記事で紹介したコワーキングスペース、ラウンジエリアは、全プランでご利用いただけます。プランの詳細はこちらから。